人気ブログランキング | 話題のタグを見る

4/8

Albanyに帰る日だった。YMCAをチェックアウトするために1階にある事務所に行った。この旅行中ずっとヤンキースのベースボールキャップをかぶっていたが、それを見た事務員は「野球は好きか?」と聞いてきた。Yes、とこたえると、昨日の松井の活躍を見たか?と聞かれた。松井とはヤンキースの松井秀喜ではなくて、メッツの松井稼頭央にことだ。昨日の開幕戦で先頭打者初球をホームランにしたのだった。そのことは昨日、図書館でみたヤフーのホームページで知っていた。なんともドラマチックなことだ、と彼は言っていた。また彼は野茂が好きで、ぜひサンフランシスコジャイアンツに来て欲しかったといっていた。LAにいってしまったのは残念、というよりも”Damn!”と言っていた。
BARTにのり、空港に向かった。デルタ航空がどこのターミナルビルから出発するのかは全く知らなかったが、空港近くの駅に行けばわかると思っていた。
Civic Centerで乗った電車は、空港までは行かないものだった。それとは知らずに乗ってしまい、車内放送で空港に行きたい人は途中で乗り換えなくてはならないことを知った。聞き逃していたら乗り換えが面倒くさくなるところだった。
デルタ航空は第一ターミナルから出発することになっていた。来たときは意識していなかったが、ここは僕が到着したのと同じビルだ。考えてみれば当然だろう。
手荷物検査を受けようとしたら、搭乗券を受け取ってからにしてくれ、といわれた。以前JFKで、建物に入るときに手荷物検査を受けたことがあり、ここでも最初に検査をするのかと思っていたら、チェックインカウンターはちょっとわかりづらいところにあった。人がけっこう並んでいたが、僕は預ける荷物がないため、自動チェックインキオスクでチェックインした。自分のSky Mile member numberを入力すると、すぐに搭乗券が印刷されてきた。しかしこの搭乗券、ペラペラの紙に感熱紙印刷されているだけだ。つまり搭乗するときに回収するチケットは、航空会社にとってそれほど重要ではないのだろう。
手荷物検査では、僕のバックパックは二回検査された。いろいろと詰まっていたからかもしれない。電圧変換器、シェーバー、デジタルカメラ、いろいろと入っていたので、X線で透視する機械の警報が鳴った。
検査が済むと、次はもう搭乗を待つばかりだ。ずいぶん時間が余ってしまったが、あせるよりはいい。YMCAからもらってきたオレンジをここで食べた。
飛行機ではまたしても3列シートを独占できた。紀伊国屋で買った宮本武蔵を読んでいたらあっという間にシンシナティについた。この飛行機の中で乗り換えの飛行機はB25ゲートから出発、とアナウンスがあった。シンシナティにつくと、時差の関係で3時間損をした気分になる。10時半の飛行機に乗ったが、4時間半のフライトを経て、時間は5時半だった。おなかがすいてきたのでシンシナティの空港でマクドナルドにいった。
しばらくのんびりして30分前にB25のゲートに行くと誰もいない。どうやら出発ゲートが変わったようだ。インフォメーションデスクで尋ねると、C25に変更になった、という。そこへ行くためには地下鉄に乗って隣のターミナルまで行かなくてはならない。シンシナティは広い空港なのだ。しかし問題なく正しい搭乗口に行くことができた。
Albanyについたのが午後9時頃、外に出るとサンフランシスコとは比べられないほど寒いと感じた。タクシーに乗り家へ帰った。
この旅行により、僕が足を踏み入れた州が2つ増えた。僕が踏破した州:New York, New Hampshire, Maine, Rhode Island, Connecticut, Massachusetts, New Jersey, Georgia, Hawaii, これに今回KentuckyとCaliforniaが加わった。
by yskwtnb | 2004-04-10 13:09
<< 4/9 4/7 >>